インスリン不足

糖尿病とメディカルアロマ

自宅でアロマを利用されている方も多くなっています。
アロマオイルはリラックス効果があり、眠る前に利用されたり、ゆったり過ごしたい時などに利用されるなど、日本でも生活の中にうまく利用される方が多くなってきました。
海外ではもともとアロマを医療の一環、治療の一環として利用してきた歴史があり、現在でも多くの治療にアロマが利用されています。

例えばがん患者さんや透析を行っている患者さん、また痛みの強い病気に苦しむ方々の苦痛緩和など、アロマのリラックス効果だけではなく、筋肉の緊張を弛緩する、血流を促すなどの視点から医療分野にも利用されています。
最近は日本でも医療機関の中にアロマテラピーによる緩和ケアを行う施設が多くなり、病院施設とは別に、メディカルアロマ専門の施設や部屋を準備し、本格的に取り組むところも出てきています。

利用されているアロマオイルは、私たちが自宅で利用するアロマオイルとは違う精油で、医療用に開発されたものが多いです。
またエステなどでアロマテラピーを利用する場合、エステティシャンの方に行ってもらいますが、メディカルアロマテラピーの場合、看護師やメディカルアロマの指導を受けたエステティシャンがメディカルアロマの知識と技術を得て行うものです。

糖尿病は血液の循環に深く関係し、症状が進むと血液が全身に行きわたらなくなることもあり、手足にしびれが出たりひどい場合には壊死をおこし切断を余儀なくされることもあります。
壊死を起こす場合、すでに症状が末期ですが、その前からしびれや違和感などがあるという方も非常に多く、こうした糖尿病による末梢神経障害にも、メディカルアロマは効果を発揮しています。
糖尿病によって血流が悪くなった手足をアロマオイルでマッサージすることにより、筋肉が程よく刺激され血流が良くなります。

もちろん、メディカルアロマを行っている間はアロマオイルのいい香りの中にいますので、リラックス効果もあります。
糖尿病は食事のコントロールも必要になりますので、何かとストレスが多いものです。
精神的な部分にも作用してくれる心地よい治療です。


Copyright(C) 2013 社会問題である症状を対策するために All Rights Reserved.