インスリン不足

2型糖尿病とは

1型の場合、インスリンを製造するβ細胞が自己免疫やそのほかの理由などによって破壊され、インスリンが分泌されなくなってしまう病気です。
生活環境や食べ物などに依存している糖尿病とは全く違います。
2型の場合、生活に深く関連した病気で、暴飲暴食、運動不足、ストレス過多な生活など生活習慣の乱れによって引き起こされる肥満などが原因となっておこる生活習慣病の一種です。

1型糖尿病の場合、インスリン注射を行うことが必須となりますが、2型の場合、基本的に食事療法薬物療法で治療を進めていきます。
自覚症状がないために健康診断で高血糖と診断されて初めて医療機関で検査を受け、2型糖尿病と診断される方が多いです。
治療をせずに放置すれば、脳や心臓などに重篤な合併症を引き起こす要因ともなりますので適切な治療、そして生活改善が不可欠です。

苦痛がない、というのが厄介です。
痛いとか熱があるとか、苦しいといった自覚症状があれば、食事制限も生活習慣の見直しも行うのでしょうけれど、何も自覚症状がないのに将来的に大きな病気を引き起こす可能性があるということで生活を見直す、医療機関を受診するというのはとても苦痛です。
でも、初期段階でしっかり生活を改善すれば、健康的な生活を送ることができるのですから、血糖値が高いと診断されたら医療機関の指導を受けながらしっかり食事を改善し、運動などを適度に取り入れた生活を送っていきましょう。

基本的に治療は食事や運動といった家庭生活の見直しと、必要な場合、血糖降下薬などのお薬の服用、さらに症状が進んでいればインスリン注射となります。
この2型糖尿病は1型とは違い、比較的ゆるやかに発症し、信仰の度合いもゆったりしています。
だからこそ早期で治療を開始し、早い段階で治しておく事が可能な病気なのです。
症状が進み血糖がかなり高い状態となると合併症や昏睡などを起こす危険性もあります。
甘く見ているとぎゃふんと言わされるのが糖尿病です。
改善のために努力する気持ちが必要です。


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